世界に誇る伊吹ブランドもぐさ
山正さんの工場見学へ
鍼灸師の先生方と行ってまいりました。
お灸のもととなるもぐさはヨモギからできています。
草餅やお団子に使われているものです。
そのヨモギの葉の裏に密生している柔毛を集めて作られます。
いつも使用している上質なもぐさになるための工程を確認しました。
①採集
ヨモギを5月から8月に採集し天日干しをしてから、
湿気の少ない冬に製造が始まるまで乾燥した状態で貯蔵
②乾燥
本格的な精製に入る直前、貯蔵しておいたヨモギは加熱乾燥によりさらに乾燥にかけられる
この時のヨモギの含水率も良質のもぐさを作るポイントになる
③臼びき
ヨモギの葉を臼で挽いて砕いていきます
品質により臼にかける回数や、目の異なる臼を使い分けて繊維の調整をします。
山正さんの臼を3つ見せていただきました。
一番臼、二番臼、三番臼
④長どおし
長どおしはもぐさの製造にだけ使われる特別な装置
内部の竹製の籠に臼びきしたもぐさを入れて回転させ、茎などの不純物を落下させます。
⑤唐箕(とうみ)がけ
長どおし後のもぐさを唐箕がけしてさらに純粋なもぐさに精製していきます。
唐箕の内部を羽根が回転し風で細かな不純物を取り除きます。
⑥調整して完成
出来上がったもぐさはその日の気候・湿度などにより品質にバラつきが出るので、
最後に山正さんの調合技術によって品質を均等にならすことで上質なもぐさが出来上がります。
~伊吹もぐさはブランドもぐさ~
その誕生は、織田信長がポルトガル人に命じて開かせた野草園が始まりだそうです。
山正さんの最高級もぐさの黄金山の製造過程見学させていただけて
お灸の熱そうとかこわいと敬遠されがちなのですが
その歴史を途絶えさせてはいけないと思いました。
歴史ある施術方法なので
海外の鍼灸の先生からはGold Mountainとしてとても注目されているもぐさ
昔ながらの製法で作られているもぐさ
からだの不調を支えるための艾もぐさ
もぐさ灸を使っていきたいと思います。
#山正よかったよ #伊吹もぐさ #伊吹山 #いぶきヨモギ #日本一黄金山 # Gold Mountain # もぐさん
岡崎市の女性鍼灸師がいる鍼・灸の治療院
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◆ 和鍼灸院 ―なごみしんきゅういん― ◆
住 所 :愛知県岡崎市真伝町清水谷1-15
電話番号: 0564-78-2537
営業時間: 9:00~12:00、14:30~18:00(土曜日は午後休診)
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