日々徒然

夏こそ「冷え」に注意!

こちらのカテゴリーでは、ツボのお話、身体に関する豆知識、そして私の日常を綴っていきたいと思います。

東海地方は昔から湿気が多く、毎年、夏は本当に過ごしづらいですよね。
クーラーの利いたお店や部屋を選んで、長時間過ごしてしまう…こんな経験は誰にでもあると思います。
しかしそうなると、身体は知らないうちに冷え切ってしまいます。
気分的には暑いので、ついつい身体の冷えに鈍感になってしまいますが、実は夏場こそ「冷え」に注意が必要。
私はヨットの競技を行っているのですが、海上では冷えることが多く、夏場でもお腹や足にカイロを貼っています。

そんな冷えを防ぐべく「和鍼灸院」では、7月から9月にかけて「ほうろく灸」をおすすめしています。
こちらは百会(ひゃくえ)という、頭のてっぺんにあるツボから足の裏までがまっすぐに通るイメージで、身体の芯を温めていく治療。「ほうろく」と言う帽子のようなものにお灸を乗せてそれを被るので、見た目がちょっと不思議です。
頭のてっぺんは熱くなりますが、髪の毛が燃えることはないのでご安心ください。
東洋医学のパワーで、夏を健康に過ごしましょう!

万病に効果的??? 鍼灸の効果は絶大!

「鍼灸」と聞くと「肩こりや腰痛を治す治療」と思われる方も多いですが、世界保健機構(WHO)では、以下のように幅広い疾患に有効と言われています。
これを見ると「効かないものはないのでは?」ってしまいます。本当に鍼灸にはさまざまな病気に効果があるんですね。
もちろん美容にもオススメです! 私は休日にはヨット競技に出場しているのですが、鍼灸を継続しているせいか、日焼けやシミの悩みもほとんどありません。
日本で長年継承されてきたのも納得です。
不調のときの治療や美容対策として、鍼灸という選択肢もぜひ加えてくださいね!

●鍼灸治療の適応疾患●
神経系疾患…神経痛、頭痛、不眠症、肩こり、NIS(神経因性骨盤臓器症候群)など
運動器系疾患…関節痛、四十肩、むちうち、ねんざ、腱鞘炎、神経性リウマチなど
循環器系疾患…高血圧症、低血圧症、動脈硬化症、どうき、息切れなど
消化器系疾患…下痢、便秘、胃腸炎、口内炎、胃下垂症など
産婦人科系疾患…不妊症、生理痛、月経不順、更年期障害、つわり、逆子など
呼吸器疾患…風邪、風邪の予防、扁桃炎、気管支炎など
その他
代謝疾患(貧血・かっけ・通風)、泌尿器科系疾患、内分泌系疾患、皮膚科疾患、小児科疾患、眼科疾患、耳鼻科疾患、自律神経失調症、うつ病などの精神的疾患 etc…。

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